きょうは春分でしたね。
昼と夜の長さがほぼ同じ日。今日を境に昼が長くなり、夜が短くなる。
光と闇の自分がはんぶんはんぶんの
この日を境目として、
私は自分のふか〜いところに封印した
闇の自分と対話をしようと試みていました。
「まつろわぬ神々」「まつろわぬ民」
という言葉を聞いたことがありますか?
まつろわぬ、とは
「従わない」「抵抗する」という意味があり
そのために虐げられ、あるいは存在を隠された神々や人、と言われています。
「縄文的な神」と言われる存在や「鬼」もまた、まつろわぬ存在と言われています。
それはどこか暗く、世間一般には悪者のような印象で
私の中にあるネガティブな存在もまた、わたしに
「なかったこと」「見てみぬふり」をされてきたのですが
そろそろ見てみぬふりが出来なくなってきたのです。
「まつろわぬ」人々というのは、どこにも属さず、自分らしく生きていた存在なのではないかと思います。だから時の権力に従わない者は虐げられ、従わせるために都合の悪い神は隠されてしまった。
私の中にいるもう一人の存在も、実は同じようなもので
表の私(顕在意識=権力者)に逆らう「無意識=まつろわぬ存在=鬼」のような気がしました。
嫌だな、こやつをなんとかしたいな、なんとか退治できれば楽なのに、
と思うのですが…結局、抵抗しているのは表向きの自分なのか闇の自分なのかどっちが「まつろわぬ存在」なのかわからなくなり笑
「これも自分なのか」と、少しずつ受け入れています(降参ともいう)。
ところで「魅力」という字には「鬼」が入っていますよね。
魅力とは「人の気持を引きつけて夢中にさせる力」。
これに気がついた時、
私のなかのまつろわぬ鬼が、私の魅力を担っている部分もあるのでは…と思ったわけです。邪魔とばかり思っていたのに、です。
(そういえば「魔」という文字にも鬼が入っていますね笑)
本来の自分を取り戻すためには、もう一人の私がカギを握っている。
「そこにいたんだね」と気がつくこと。
あなたのまつろわぬ鬼を抱きしめて。
ずっと祀ってこなかった、もうひとりのあなたという存在。
直線と曲線が、すこしずつシナプスのように結ばれて綾をなすとき
また、あなたの新しい扉が開くと思いませんか。
【アイテム詳細】
・アナログ作品
・キャンバス(タテ33cm×ヨコ24cm×厚さ2cm)
・アクリルガッシュ
・画像では伝わりにくいですが蛍光ピンクのリボンが…パープルの水玉が…グリーンのボーダーが…とてもかわいいです!!!
・額縁がなくても可愛く飾れるよう、側面も柄を入れました♪♪
・壁にも画鋲などに引っ掛けて、そのままカジュアルに飾れます♪
・2024年3月20日の春分に生まれた作品ですので、再販はいたしません。
ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
よきご縁がありますように。