


販売終了しました
「今年は巳年だからヘビを描こう」と思ったとき、
なぜか「そういえばヤマタノオロチみたいな剣があったな」と。
石上神宮(いそのかみじんぐう)に伝承される「七支刀」(しちしとう)を描いてみたくなりました。
その形から、武器ではなく祭事や儀式に用いられたのではと言われています。
それはおそらく、傷つけることを目的としない剣。
そもそも剣とは、私たちの「凛とした存在そのもの」をあらわしたものだと思っています。
剣の中に無限の宇宙
星々が
生まれては消え
生まれては消え
60兆の細胞が入れ替わる
私の中で絶間なく
北斗七星は地上に降り
オロチの尾から
オロチによく似た
剣となってあらわれた
わたしは、十分傷ついたし
十分あなたを傷つけた
もう、終わりにしよう
わたしがわたしを傷つけるのは
ようやく、思い出した
この宇宙で
唯一無二のツルギだったことを
その素直な身体から放つのは
しなやかに、美しく、やわらかな光。
それは螺旋となって広がる愛。
・すべて1点もの
・1/25限定
にて、販売いたします。
一期一会、惹かれた作品に出会えたなら
ぜひ、あなたのもとへ。
「あなた」という、オンリーワンの剣と
素敵なご縁がありますように。